確定申告の相談を無料でしたい人のために歯科開業支援と確定申告を得意とする税理士として30年以上顧問先様の確定申告に携わってきた経験から「確定申告の相談を無料でする方法」を解説していきます。
目次は、読みたいところをタップして飛べます。
国税局の電話相談センター
最初は、国税局の電話相談センターについてです。
税務署に電話をすると自動音声により国税局の電話相談センターにつながります。
電話では、国税局の職員が税に関する質問に回答してくれます。
自動音声による国税局電話相談センターへの接続の流れについてご説明します。
最初に所轄の税務署に電話をかける
→音声案内に従い「1」を選択する
→音声案内に従い、相談する内容の番号を選択する
「1」所得税、
「2」源泉税・年末調整・支払調書、
「3」譲渡所得・相続税・贈与税・財産評価、
「4」法人税、
「5」消費税・印紙税、
「6」 その他
→国税局電話相談センター、国税局の職員が対応してくれます。
通常でも待ち時間があります。確定申告時期は、かなりの待ち時間がありますので、一度の電話で半日くらいかかるつもりで電話されるといいです。
応対する国税局の職員の能力により、相談事に対する回答が多少違ってくることもありますが、大きくぶれていなければ、問題はないと思います。
(注)正しく納税するための相談なので、躊躇せず、お気軽に電話することをお勧めします。
税理士の無料個別相談
次は、税理士の無料個別相談についてです。
多くの税理士が無料の個別相談をしています。
ほとんどが初回30分無料だと思いますので、試してみてください。
やり方としては、税理士のホームページのお問い合わせから連絡をして、個別相談の日時を決めて、直接訪問もしくはメール又は電話による個別相談になるのが、一般的な方法になります。
私の事務所でも初回30分無料の個別相談を実施していますので、お気軽にご相談してください。
個別相談もお受けしています。(初回30分無料)
無料相談はこちら
税務署での税務相談
次は、税務署での税務相談についてです。
税務署においても、税務相談ができます。
電話での回答が困難な相談内容については、所轄の税務署において面接にて相談を受け付けてくれます。
音声案内による税務署への接続の流れについてご説明します。
最初に所轄の税務署に電話をかける
→音声案内に従い「2」を選択する
→税務署、税務署の受付担当が応答しますので、担当部署、ご用件等をお伝えします。
(注)「番号が確認できません。」という音声案内があった場合には、電話機の「トーン切り替えボタン」を押してから番号を選択してください。
税務署での無料の記帳指導
次は、税務署での無料記帳指導についてです。
税務署では、無料の記帳指導を実施しています。
実施時期等については、納税地を所轄する税務署の個人課税第1部門(指導担当)へ直接お尋ね下さい。
記帳指導に申し込むと年に数回、税理士が訪問し、帳簿のつけ方や決算書の作成方法等を指導してくれます。
1回の訪問で、おおよそ1時間くらいを目安に指導してくれるので、開業初年度や確定申告が初めての場合等は、利用することをお勧めします。
確定申告無料相談会
次は、確定申告無料相談会についてです。
確定申告の時期になると全国各地で、税務署、税理士会及び市区町村が合同で、確定申告の無料相談会を開催しています。
参加の仕方は、前もって予約が必要になりますので、管轄の税務署にお尋ねください。
かなり混みあいますので、十分に時間に余裕を持って参加することをお勧めします。
参加する場合には、確定申告に必要な資料を全て準備して行けば、会場にて申告もできます。
国税庁のホームページ
次は、国税庁のホームページについてです。
国税庁のホームページから相談する2つの方法についてご説明します。
タックスアンサー
最初は、タックスアンサーについてです。
国税庁のホームページから国税に関するよくある質問の中からご自身で探して回答を得ることができます。
相談する形式ではなく、数ある情報の中から探し出す形式のものになります。
電話相談などをする前の準備段階で、ある程度の情報を得るということで、利用すると良いと思います。
チャットボット(ふたば)
次は、チャットボット(ふたば)についてです。
チャットボットは、税に関する質問を気軽に相談できるチャット形式のものになります。
個人の方の国税に関する疑問は、チャットボットの税務職員ふたばにお気軽に相談できます。土日、夜間でも利用できます。
やり方は、国税庁のホームページから税務相談チャットボット(ふたば)を開いて
ご質問したいことをメニューから選択するか、自由に文字入力するとAI(人工知能)が自動回答してくれます。
電話相談のような実際の相談員とのやり取りでなないですが、土日、夜間でも利用できるので、急いでいるときなどは、試してみてください。
まとめ
それでは、ここまでの内容を振り返ってみます。
「確定申告の相談を無料でしたい!」と思っている人のために
「確定申告の相談を無料でする方法」についての解説
-
-
-
- 国税局の電話相談センター:国税局の職員が直接対応してくれます。
- 税理士の無料個別相談:ホームページの問い合わせから予約をします。</li
- 税務署での税務相談:事前の電話予約が必要になります。
- 税務署での無料の記帳指導:所轄の税務署に直接問い合わせしてください。
- 確定申告無料相談会:事前予約が必要になります。
- 国税庁のホームページ:国税庁のホームページからの相談になります。
- タックスアンサー:よくある質問から自身で探し出す方法になります。
- チャットボット(ふたば):チャット形式による相談になります。
この記事を書いた想い
今回、「確定申告の相談を無料でできるの|確定申告の相談を無料でする方法を解説」をテーマに記事を書いたのは、歯科医院の院長先生から、「確定申告の相談を無料で、できないの?」という質問をよく受けるので、それならば、確定申告の相談を無料でする方法について書いてみようと思ったからです。
そのためには、確定申告の相談を無料でする方法について解説したほうが分かりやすいと思ったので、確定申告の相談を無料でする方法について詳しく書いてみました。
個別相談もお受けしています。(初回30分無料)
無料相談はこちら
「歯科医院を開業する多くの先生方に本当に成功してほしい、そして歯科医院の廃業を減らしたい」そんな想いから歯科医院の院長先生に確定申告で悩んでほしくないという気持ちからこの記事を書きました。
歯科医院を開業する院長先生の確定申告のお悩みを解決することにより歯科医院経営で成功することを心から願っております。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
-
-
コメント