確定申告

個人事業主が確定申告を自分でやるため|やるべきことと注意点の解説

個人事業主が確定申告を自分でやるために「どんなことをやればいいのかわからない?」こんな悩みがある人必見!確定申告が得意な税理士が、個人事業主が確定申告を自分でやるために、やるべきことや注意点について詳しく解説いたします。

開業から確定申告までの流れ

最初は、開業から確定申告までの流れについてです。

個人事業主が確定申告を自分でやるためには、確定申告までの流れを知っておくことが重要になります。
開業時にやること、毎月やること及び確定申告時にやることにわけて解説していきます。

開業時にやること

次は、開業時にやることについてです。

個人事業主が独立を決意して開業した場合には、開業時にやるべきことがあります。
各種届出書の提出や開業費の資料の整理などは、開業時にやっておくことになります。

毎月やること

次は、毎月やることについてです。

個人事業主が開業した後の確定申告までには、毎月やるべきことがあります。
帳簿などの準備、記帳、まとめ等は、毎月やっておくことになります。

確定申告時にやること

次は、確定申告時にやることについてです。

個人事業主が開業して初めての確定申告の時は、通常よりもやるべきことが多くあります。
確定申告の必要資料の準備や減価償却資産の資産計上、減価償却費の計上などは、確定申告時にやるべきことになります。

開業時にやるべきことの注意点

次は、開業時にやるべきことの注意点についてです。

開業時にやるべきことは、各種届出書の提出になります。
開業時に届出書の提出を失念すると、あとで困ったことになる場合があるので、注意して下さい。

各種届出書の種類

次は、各種届出書の種類についてです。

代表的な届出書について解説いたします。

開業後に提出する届出書には、開業届出書、青色申告承認申請書、減価償却資産の償却方法の届出書などがあります。

届出書の提出期限

次は、届出書の提出期限についてです。
各届出書には、提出期限が定められています。提出期限を過ぎてしまうと、適用を受けられなくなるので、注意してください。

開業届出書は、事業開始日から1か月以内に提出します。

青色申告承認申請は、事業開始等の日から2か月以内に提出します。

減価償却資産の償却方法の届出書は、確定申告書の提出期限までに提出します。

開業費の資料整理

次は、開業費の資料整理についてです。

個人事業主が開業した場合には、経費の金額の取り扱いが開業前と開業後で異なります。
開業後の経費は、必要経費に算入できますが、開業前の経費については、必要経費に算入することはできません。
開業費として資産計上するために開業前の経費の資料を整理しておかなければなりません。

毎月やるべきことの注意点

次は、毎月やるべきことの注意点についてです。

毎月やるべきことは、帳簿類の記帳及び試算表の作成などになります。

帳簿類の準備

次は、帳簿類の準備についてです。

帳簿としては、総勘定元帳、売上帳、仕入帳及び固定資産台帳などになります。
いきなり全ての帳簿を準備するのは、難しいと思うので、最低でも総勘定元帳は、準備しといたほうがいいです。

帳簿の記帳

次は、帳簿の記帳についてです。

帳簿の準備が終わったら、次は、それらの帳簿の記帳になります。
毎日記帳するのは大変ですが、慣れるまでは、1週間に一回程度で記帳していけるようにしたいです。

帳簿のまとめ

次は、帳簿のまとめについてです。

毎月の月末に記帳した帳簿のまとめ(締め)をするようにしたほうが、後々困らずにすみます。

試算表の作成

次は、試算表の作成についてです。

帳簿のまとめ(締め)ができたら、次は、試算表の作成になります。
多くの方が試算表は、確定申告時に作成すればいいと思っていますが、毎月試算表を作成できてれば、確定申告の時期に苦労することがなくなります。
また、試算表を作成することで、前もって税金の予測が立てられるようになります。

確定申告時にやるべきことの注意点

次は、確定申告時にやるべきことの注意点についてです。

確定申告をするためには、準備作業が必要になります。

必要資料の準備

次は、必要資料の準備についてです。

確定申告のための必要資料としては、毎月記帳している帳簿などの他にマイナンバーカードまたは身元確認書類及び確定申告書等があります。

減価償却資産の資産計上

次は、減価償却資産の資産計上についてです。

毎月のやるべきことで、お話しした固定資産台帳を基にして減価償却資産の資産計上をしていきます。
減価償却をするべき資産の購入がない場合には必要ありません。

開業費償却の判断

次は、開業償却の判断についてです。

開業費(繰延資産)の償却は、60か月の均等償却または任意償却のいずれかによるとされています。
任意償却は、繰延資産の額の範囲内の金額を償却費として認めるものです。
その下限が設けられていないことから、支出の年に全額償却してもよく、全く償却しなくてもよいと解されます。

ですので、確定申告で利益が出ていれば、償却するし、利益が出ていななければ、償却する必要はありません。その判断をすることになります。

減価償却費の計上

次は、減価償却費の計上についてです。

個人の減価償却費については、強制適用になります。
なので、利益が出ていなくても減価償却費の計上はしなければなりません。
減価償却をする固定資産の購入がない場合には必要ありません。

確定申告書の作成

次は、確定申告書の作成についてです。

ここまでの作業が済んだら、次は、確定申告書の作成になります。

帳簿の作成でまとめた金額を確定申告書に、転記していくだけです。
転記間違いがないように注意しながら、慎重に作成してください。

まとめ

それでは、ここまでの内容を振り返ってみます。

「個人事業主が確定申告を自分でやろうと」悩んでいる人のために
「やるべきことと注意点」についての解説

    1. 開業から確定申告までの流れ:流れを知らなけば、準備ができない。
      • 開業時にやること:各種届出書の提出
      • 毎月やること:帳簿の記帳など
      • 確定申告時にやること:確定申告のために必要資料の準備など
    2. 開業時にやるべきことの注意点:届出書の提出を失念しないこと。
      • 各種届出書の種類:開業届、青色承認申請届、減価償却資産の償却方法の届など
      • 届出書の提出期限:それぞれの届出書により提出期限が異なる。
      • 開業費の資料整理:開業費の資料整理は、後からだと思い出せずに整理できない。
    3. 毎月やるべきことの注意点:帳簿の記帳や試算表の作成は、毎月やるようにする。
      • 帳簿類の準備:最低限総勘定元帳は、準備する。
      • 帳簿の記帳:確定申告の時期に焦らないように毎月記帳しておく。
      • 帳簿のまとめ:記帳したら、月末に帳簿をまとめる。
      • 試算表の作成:帳簿をまとめたら、試算表を作成する。
    4. 確定申告時にやるべきことの注意点:確定申告のために準備をする。
        • 必要資料の準備:確定申告時に必要な資料を準備する。
        • 減価償却資産の資産計上:減価償却のために固定資産台帳を作成する。
        • 開業費償却の判断:開業費を償却するかしないかの判断をする。
        • 減価償却費の計上:固定資産台帳を基に減価償却費の計上をする。

    この記事を書いた想い
    今回、「個人事業主が確定申告を自分でやるため|やるべきことと注意点の解説」をテーマに記事を書いたのは、歯科医院の院長先生から、「個人事業主が確定申告を自分でやるために、どんなことをやればいいのかわからない?」という質問をよく受けるので、それならば個人事業主が確定申告を自分でやるための解説を詳しく書いてみようと思ったからです。

    そのためには、個人事業主が確定申告を自分でやるべきことと注意点ついて詳しく説明したほうが分かりやすいと思ったので、個人事業主が確定申告を自分でやるべきことと注意点について詳しく書いてみました。
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    「歯科医院を開業する多くの先生方に本当に成功してほしい、そして歯科医院の廃業を減らしたい」そんな想いから歯科医院の院長先生に確定申告で悩んでほしくないという気持ちからこの記事を書きました。

    歯科医院を開業する院長先生の確定申告のお悩みを解決することにより歯科医院経営で成功することを心から願っております。

    最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。

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