個人事業主の青色申告の必要書類が「分からない？どんな書類が必要なんだろう？」こんな疑問がある人も安心してください。確定申告が得意なベテラン税理士が個人事業主の青色申告の必要書類について詳細に分かりやすく解説します。
目次は、読みたいところをタップして飛べます。
個人事業主の青色申告の必要書類
最初は、個人事業主の青色申告の必要書類についてです。
個人事業主が青色申告をする場合には、青色申告決算書と確定申告書の提出が必要になります。
青色申告決算書と確定申告書を作成するために必要になる書類についてです。
青色申告決算書の必要書類
次は、青色申告決算書の必要書類についてです。
青色決算書を作成するためには、総勘定元帳等及び試算表等が必要になります。
確定申告書の必要書類
次は、確定申告書の必要書類についてです。
確定申告書を作成するためには、下記の書類が必要になります。
- 明細書等
- 源泉徴収票等
- 控除証明書等
- マイナンバーカード等
青色申告決算書と確定申告書を作成するために必要になる書類が分かったら、次は、それぞれの必要書類について詳細にお話します。
青色申告決算書の必要書類の概要
次は、青色申告決算書の必要書類の概要についてです。
青色申告決算書は、個人事業主が青色申告により確定申告をする場合に、必ず添付しなければならない書類になります。
総勘定元帳等
次は、総勘定元帳等についてです。
青色申告決算書を作成するためには、売上金額や仕入金額及び経費の金額がわかるもの（総勘定元帳等）が必要になります。
試算表等
次は、試算表等についてです。
青色申告決算書を作成するためには、総勘定元帳から作成した試算表等（貸借対照表及び損益計算書）が必要になります。
確定申告書の必要書類の概要
次は、確定申告書の必要書類の概要についてです。
e-TAXでの申告以外の場合には、確定申告書が必要になります。
確定申告書を作成して所轄の税務署に提出しなければなりません。
明細書等
次は、明細書等についてです。
確定申告書を作成する場合には、必要に応じて明細書等（医療費控除の明細書等）を添付しなければなりません。
源泉徴収票などの必要書類
次は、源泉徴収票などの必要書類についてです。
個人事業主の場合でも、副業でアルバイト等をしている場合には、源泉徴収票などが必要になります。
源泉徴収票
最初は、源泉徴収票についてです。
個人事業主の場合でも、副業でアルバイトなどで給与の支払いを受けている場合には、源泉徴収票が必要になります。
支払調書
次は、支払調書についてです。
個人事業主の場合でも、本業以外に、副業で報酬や料金もしくは賞金などの支払いを受けている場合には、支払調書が必要になります。
所得控除を受けるための必要書類
次は、所得控除を受けるための必要書類についてです。
所得控除を受けるためには、所得控除の種類によって必要書類が違ってきます。
国民年金控除証明書
最初は、国民年金控除証明書についてです。
国民年金保険料の支払いがある場合には、社会保険料控除を受けるために国民年金保険料控除証明書が必要になります。
国民年金基金控除証明書
次は、国民年金基金控除証明書についてです。
国民年金基金の支払いがある場合には、社会保険料控除をうけるために国民年金基金の保険料控除証明書が必要になります。
国民健康保険料の金額が分かるもの
次は、国民健康保険料の金額が分かるものについてです。
国民健康保険料については、社会保険料控除を受けるために支払った金額が分かるもの（支払い納付書）等が必要になります。
小規模企業共済等掛金控除証明書
次は、小規模企業等掛金控除証明書についてです。
小規模企業共済等掛金控除を受ける場合には、小規模企業共済等掛金控除証明書が必要になります。
生命保険料控除証明書
次は、生命保険料控除証明書についてです。
生命保険料控除を受けるためには、生命保険料控除証明書が必要になります。
地震保険料控除証明書
次は、地震保険料控除証明書についてです。
地震保険料控除を受けるためには、地震保険料控除証明書等が必要になります。
寄付金受領証明書
次は、寄付金受領証明書についてです。
寄付金控除を受ける場合には、寄付金受領証明書が必要になります。
医療費の領収書
次は、医療費の領収書についてです。
医療費控除を受ける場合には、提出は不要ですが、明細書の作成のために医療費の領収書等が必要になります。
納税者のマイナンバーカード
次は、納税者のマイナンバーカードについてです。
確定申告書を提出するためには、マイナンバーカードなどが必要になります。
マイナンバーカードがある場合
最初は、マイナンバーカードがある場合についてです。
マイナンバーカードがある場合には、マイナンバーカードが必要になります。
マイナンバーカードがない場合
次は、マイナンバーカードがない場合についてです。
マイナンバーカードがない場合には、通知カードと本人確認書類が必要になります。
e-taxで確定申告をする場合には、本人確認書類の提示又は写しの提出は不要になります。
まとめ
それでは、ここまでの内容を振り返ってみます。
「確定申告の青色申告の必要書類」で悩んでいる人のために
「青色申告での必要書類」についての解説
- 個人事業主の青色申告の必要書類
- 青色申告決算書の必要書類：総勘定元帳及び試算表等
- 確定申告書の必要書類：明細書等、源泉徴収票等、控除証明書等、マイナンバーカード等
- 青色申告決算書の必要書類の概要
- 総勘定元帳等：売上金額や仕入金額及び経費の金額がわかるものが必要
- 試算表等：貸借対照表及び損益計算書が必要
- 確定申告書の必要書類の概要
- 明細書等：必要に応じて明細書等が必要
- 源泉徴収票などの必要書類
- 源泉徴収票：アルバイトをしている場合には、源泉徴収票が必要
- 支払調書：報酬等がある場合には、支払調書が必要
- 所得控除を受けるための必要書類
-
- 国民年金控除証明書：社会保険料控除をうけるために必要
- 国民年金基金控除証明書：社会保険料控除をうけるために必要
- 国民健康保険料の金額がわかるもの：年間の保険料の金額がわかるもの
- 小規模企業共済等掛金控除証明書:小規模企業共済等掛金控除証明書が必要
- 生命保険料控除証明書：生命保険料控除をうけるために必要
- 地震保険料控除証明書：地震保険料控除をうけるために必要
- 寄付金受領証明書：寄付金控除をうけるために必要
- 医療費の領収書：医療費控除をうけるために必要
-
- 納税者のマイナンバーカード
- マイナンバーカードがある場合：マイナンバーカードが必要
- マイナンバーカードがない場合：通知カードと本人確認書類が必要
この記事を書いた想い
今回、「個人事業主の青色申告の必要書類｜青色申告での必要書類を徹底解説」をテーマに記事を書いたのは、歯科医院の院長先生から、「個人事業主の青色申告の必要書類が、分からない？どんな書類が必要なんだろう？」という質問をよく受けるので、それならば確定申告の青色申告の必要書類について詳しく書いてみようと思ったからです。
そのためには、青色申告決算書や確定申告書の必要書類について詳しく解説したほうが分かりやすいと思ったので、青色申告決算書や確定申告書の必要書類について詳しく書いてみました。
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「歯科医院を開業する多くの先生方に本当に成功してほしい、そして歯科医院の廃業を減らしたい」そんな想いから歯科医院の院長先生に確定申告で悩んでほしくないという気持ちからこの記事を書きました。
歯科医院を開業する院長先生の確定申告のお悩みを解決することにより歯科医院経営で成功することを心から願っております。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
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