年末調整

年末調整の保険料控除の種類|保険料控除の種類と計算方法を徹底解説

年末調整の保険料控除の種類って、「何?どんな種類があるの?計算方法はどうやるの?」こんな不安がある方も安心してください。年末調整が得意なベテラン税理士が、今回は、年末調整の保険料控除の種類と計算方法を分かりやすく丁寧に解説します。

年末調整の保険料控除の種類

最初は、年末調整の保険料の種類についてです。

年末調整の保険料控除の種類は、社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除及び地震保険料控除の、4つがあります。

社会保険料控除

次は、社会保険料控除についてです。

社会保険料控除の対象になる保険料には、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、国民健康保険料、国民年金保険料等があります。

小規模企業共済等掛金控除

次は、小規模企業共済等掛金控除についてです。

小規模企業共済等掛金控除の対象になる保険料には、中小企業基盤整備機構と契約した共済契約に基づく掛金等があります。

生命保険料控除

次は、生命保険料控除についてです。

生命保険料控除の対象になる保険料には、生命保険契約等に基づく生命保険料等があります。

地震保険料控除

次は、地震保険料控除についてです。

地震保険料控除の対象になる保険料には、損害保険契約等に基づく損害保険料等のうち地震等損害部分の保険料等があります。

社会保険料控除の計算

次は、社会保険料控除の計算についてです。

社会保険料控除の計算は、毎月の給与天引きによる社会保険料控除の計算と自分で納付する社会保険料控除の計算の、2つがあります。

給与天引きによる社会保険料控除の計算

次は、給与天引きによる社会保険料控除の計算についてです。

給与天引きによる社会保険料控除の計算は、毎月の給与から天引きされている健康保険料、厚生年金保険料及び雇用保険料の金額の合計金額になります。

自分で納付する社会保険料控除の計算

次は、自分で納付する社会保険料控除の計算についてです。

自分で納付する社会保険料控除の計算は、その年に納付する国民健康保険料や国民年金保険料の金額等の合計金額になります。

小規模企業共済等掛金控除の計算

次は、小規模企業共済等掛金控除の計算についてです。

小規模企業共済等掛金控除の計算は、毎月の給与天引きにおける計算と自分で納付する計算の、2つがあります。

給与天引きおける小規模企業共済等掛金控除の計算

次は、給与天引きにおける小規模企業共済等掛金控除の計算についてです。

小規模企業共済等掛金控除の計算では、その年に給与から支払われた小規模企業共済等掛金の金額が小規模企業共済等掛金控除の金額になります。

自分で納付する小規模企業共済等掛金控除の計算

次は、自分で納付する小規模企業共済等掛金控除の計算についてです。

自分で直接納付した小規模企業共済等掛金の計算では、実際にその年に納付した掛金が小規模企業共済等掛金控除の金額になります。
(注)一括納付した場合の前納減額金がある場合には、その金額を控除した金額が控除されます。

生命保険料控除の計算

次は、生命保険料控除の計算についてです。

生命保険料控除の計算は、保険の区分ごとに計算をします。

生命保険料控除の区分

次は、生命保険料控除の区分についてです。

生命保険料控除は、新生命保険料、旧生命保険料、介護医療保険料、新個人年金保険料、旧個人年金保険料の、5つに区分されています。

生命保険料控除の区分ごとの計算

次は、生命保険料控除の区分ごとの計算についてです。

生命保険料控除の計算は、上記の5つの区分に応じてそれぞれの保険料の金額で計算した金額の合計金額により計算されます。

生命保険料控除の上限金額

次は、生命保険料控除の上限金額についてです。

生命保険料控除の計算では、それぞれの区分ごとに上限金額が定められています。

区分ごとの上限金額は、下記の通りになります。

新生命保険料:   4万円
新個人年金保険料: 4万円
介護医療保険料:  4万円
旧生命保険料:   5万円
旧個人年金保険料: 5万円
控除額の合計金額:12万円

地震保険料控除の計算

次は、地震保険料控除の計算についてです。

地震保険料控除の計算は、その年に支払った地震保険料の部分の金額の合計金額になります。

地震保険料控除の上限金額

次は、地震保険料控除の上限金額についてです。

地震保険料控除の計算では、上限金額が定められています。
地震保険料控除の計算の上限金額は、最高で5万円になります。

まとめ

それでは、ここまでの内容を振り返ってみます。

「年末調整の保険料控除の種類」で悩んでいる人のために
「保険料控除の種類と計算方法」についての解説

  1. 年末調整の保険料控除の種類
    • 社会保険料控除:健康保険料、厚生年金保険料、国民年金保険料など
    • 小規模企業共済等掛金控除:中小企業基盤整備機構と契約した共済契約に基づく掛金等
    • 生命保険料控除:生命保険契約等に基づく生命保険料等
    • 地震保険料控除:損害保険契約等に基づく損害保険料等のうち地震等損害部分の保険料等
  2. 社会保険料控除の計算
    • 給与天引きによる社会保険料控除の計算:天引きされた社会保険料の合計金額
    • 自分で納付する社会保険料控除の計算:自分で納付した社会保険料の合計金額
  3. 小規模企業共済等掛金控除の計算
    • 給与天引きによる小規模企業共済等掛金控除の計算:天引きされた小規模企業共済等掛金
    • 自分で納付する小規模企業共済等掛金控除の計算:自分で納付した小規模企業共済等掛金
  4. 生命保険料控除の計算
    • 生命保険料控除の区分:新生命保険料、旧生命保険料、介護医療保険料などに区分
    • 生命保険料控除の計算:区分ごとの金額により計算した金額の合計金額
    • 生命保険料控除の上限金額:4万円から5万円
  5. 地震保険料控除の計算:地震保険料の部分の金額の合計金額
    • 地震保険料控除の上限金額:最高5万円

この記事を書いた想い
今回、「年末調整の保険料控除の種類|保険料控除の種類と計算方法を徹底解説」をテーマに記事を書いたのは、歯科医院の院長先生から、「年末調整の保険料控除の種類って、何?どんな種類があるの?計算方法はどうやるの?」という質問をよく受けるので、それならば年末調整の保険料控除の種類について詳しく書いてみようと思ったからです。

そのためには、保険料控除の種類と計算方法について詳しく解説したほうが分かりやすいと思ったので、保険料控除の種類と計算方法について詳しく書いてみました。
質問を24時間受け付けております。(無料で質問する!)

質問はここをクリック

「歯科医院を開業する多くの先生方に本当に成功してほしい、そして歯科医院の廃業を減らしたい」そんな想いから歯科医院の院長先生に年末調整で悩んでほしくないという気持ちからこの記事を書きました。

歯科医院を開業する院長先生の年末調整のお悩みを解決することにより歯科医院経営で成功することを心から願っております。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

お勧め記事

  1. 歯科医院の開業支援は、誰に頼めばいいのか?|開業支援の全てを解説!

  2. 歯科医院開業時の物件の選び方|開業物件の選び方のポイントを大公開

  3. 歯科医院が開業して年収を増やす秘訣|年収を増やす7つの能力を初公開

最近の記事

  1. 年末調整の保険料控除の最大|保険料控除の計算と最大金額を徹底解説

  2. 年末調整の保険料控除の証明書とは|必要不要どっちなのかを徹底解説

  3. 年末調整の保険料控除の種類|保険料控除の種類と計算方法を徹底解説