法人決算

法人の決算書の作り方とは|具体的な法人税の決算書の作り方を大公開

法人の決算書の作り方が「分からない?どんな書類をどうやって作ればいいの?」こんな疑問を抱えている人必見!法人の決算が得意なベテラン税理士が、法人の決算書の作り方について親切、丁寧に解説します。

法人の決算書の詳細

最初は、法人の決算書の詳細についてです。

法人の決算書を作るためには、決算書の詳細について理解する必要があります。

法人の決算書の詳細を解説します。

申告書

次は、申告書についてです。

申告書とは、法人税の別表のことです。

別表は、法人の課税所得金額の計算、減価償却費の計算や法人税額の計算などをします。

決算書

次は、決算書についてです。

決算書とは、貸借対照表、損益計算書や製造原価報告書等のことです。

法人の経営状態や経営成績などを見るためのものです。

科目内訳書

次は、科目内訳書についてです。

科目内訳書とは、貸借対照表や損益計算書の科目のうち重要度の高いものについて作成します。

事業概況説明書

次は、事業概況説明書についてです。

事業概況説明書とは、法人の業態別の事業の内容を見るために作成するものです。

法人の申告書の作り方

次は、法人の申告書の作り方についてです。

法人の申告書(別表)は、項目別に作ることになります。

その中でも代表的な別表について解説します。

法人の課税所得金額の計算

次は、法人の課税所得金額の計算についてです。

法人の課税所得金額は、別表四で計算します。

別表四は、必ず作成することになります。

減価償却費の計算

次は、減価償却費の計算についてです。

減価償却費の計算は、別表十六で計算します。

減価償却資産がある場合に作成することになります。

法人税額の計算

次は、法人税額の計算についてです。

法人税額の計算は、別表一で計算します。

別表一は、課税所得金額が赤字の場合でも必ず作成することになります。

法人の決算書の作り方

次は、法人の決算書の作り方についてです。

法人の決算書は、法人の経営状態や経営成績などを見るために作成します。

申告書なども決算書を基に作成します。

貸借対照表

次は、貸借対照表についてです。

貸借対照表は、法人の決算期末日の残高により作成します。

法人の総資産と総負債及び純資産の金額を計算します。

損益計算書

次は、損益計算書についてです。

損益計算書は、その課税期間の初日から末日までの期間の売上金額から経費の金額を差し引いて損益の金額を計算します。

製造原価報告書

次は、製造原価報告書についてです。

製造原価報告書は、その課税期間に製造した製品に係る製造原価を計算するために作成します。

法人の科目内訳書の作り方

次は、法人の科目内訳書の作り方についてです。

科目内訳書は、貸借対照表や損益計算書の科目のうち重要度の高いものについて内訳書を作成していきます。

内訳書は、一から十六まであるので、該当する科目がある場合には作成します。

貸借対照表の科目内訳書

次は、貸借対照表の科目内訳書についてです。

貸借対照表の科目内訳書には、預金、売掛金、未払金などがあります。

それぞれの期末残高がある場合に、作成します。

損益計算書の科目内訳書

次は、損益計算書の科目内訳書についてです。

損益計算書の科目内訳書には、地代家賃、役員報酬、雑収入及び雑損失などがあります。

それぞれの期末残高がある場合に、作成します。

法人の事業概況説明書の作り方

次は、事業概況説明書の作り方についてです。

事業概況説明書は、その法人の事業内容を知るために作成するものです。

事業概況説明書は、表面と裏面の作成が必要になります。

表面の作り方

次は、表面の作り方についてです。

表面は、上の半分が法人の事業の内容などで、下半分が略式の損益計算書や貸借対照表になります。

決算書の金額を参考にして作成します。

裏面の作り方

次は、裏面の作り方についてです。

裏面は、上半分は、帳簿や設備などの内容を記入し、下半分は、月別の売上や仕入などの金額を記入します。

まとめ

それでは、ここまでの内容を振り返ってみます。

「法人の決算書の作り方」で悩んでいる人のために
「具体的な法人税の決算書の作り方」についての解説

  1. 法人の決算書の詳細
    • 申告書:法人税の別表
    • 決算書:貸借対照表や損益計算書など
    • 科目内訳書:重要度の高い科目の内訳書
    • 事業概況説明書:事業の内容などを記入した概況書
  2. 法人の申告書の作り方
    • 課税所得金額の計算:別表四
    • 減価償却費の計算:別表十六
    • 法人税の計算:別表一
  3. 法人の決算書の作り方
    • 貸借対照表:総資産、総負債、純資産などを計算
    • 損益計算書:売上高、仕入高、経費、損益などを計算
    • 製造原価報告書:製造原価を計算
  4. 法人の科目の内訳書の作り方
    • 貸借対照表の科目内訳書:対象科目の内訳書
    • 損益計算書の科目内訳書:対象科目の内訳書
  5. 法人の事業概況説明書
    • 表面:事業内容を記入
    • 裏面:月別の売上や仕入などを記入

この記事を書いた想い
今回、「法人の決算書の作り方とは|具体的な法人税の決算書の作り方を大公開」をテーマに記事を書いたのは、歯科医院の院長先生から、「法人の決算書の作り方が、分からない?どんな書類をどうやって作ればいいの?」という質問をよく受けるので、それならば法人の決算書の作り方について詳しく書いてみようと思ったからです。

そのためには、具体的な法人税の決算書の作り方などについて詳しく解説したほうが分かりやすいと思ったので、具体的な法人税の決算書の作り方などについて詳しく書いてみました。
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「歯科医院を開業する多くの先生方に本当に成功してほしい、そして歯科医院の廃業を減らしたい」そんな想いから歯科医院の院長先生に法人の決算書で悩んでほしくないという気持ちからこの記事を書きました。

歯科医院を開業する院長先生の法人の決算書のお悩みを解決することにより歯科医院経営で成功することを心から願っております。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。

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